フルポテゴルフの國枝 泰幸です。
県外からお越しになっている方からメッセージと
お写真を送っていただきました。
(写真のようにレッスンに来れない間は、
ゼロからゴルフ!オンライン講座の
動画を見ながら練習に取り組んでもらっています。自発的です)
小学生、お母様、そしておじいちゃんと
親子三世代でゴルフ行かれた様子の
お写真を送っていただいたので、
今回のブログでご紹介させて頂きます。
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先月4月に一度、
愛知まで親子でレッスンに来てくださった時が
初めてのゴルフ経験です。
まだ、初めてですから
当然クラブも持っていなかったので、
僕がジュニアクラブを貸しました。
たった1度しか会っていないのに、
このフィニッシュの柔軟性!!!
素晴らしくないですか?
お母様も元々素晴らしい
他競技のアスリートの方ですが、
彼の素質もなかなかだと思います。
バランスと柔軟性。
「一切の強制のないところ、
そして、自分自身の可能性に
ただ純粋な気持ちで向き合える時」
自然と成長していくのだと思います。
お母様から頂いたメッセージの中で印象的だったのは、
「父が、孫と一緒にゴルフを
いくことを昔から楽しみにしていたのですが、
それが、これまではなかなか難しかったです。
今回、それが実現して父が喜んでいます」
とても嬉しく思いました^ ^
僕の文章もそういうところあることを、
十分わかっていて言いますが(笑)
ゴルフってやりたい人にはとても面白くて
「何とかして分かち合いたい」と思うものです。
でも、
人は自分の理想のイメージの世界にないものには、
一切、興味・関心を示さないため、
なかなかお孫さんの耳には
届かなかったのでしょうね(悲)
親子三世代で休日に並んでゴルフ練習できる
こんな平和なことはないかもしれませんね。
(レッスンの合間に自主学習していただける、
ゼロから始めるゴルフ!オンライン講座
作ってよかったなと思いました。)
18歳からゴルフを始めて、
遅くからプロを目指した僕にとっては
小学生の彼のようにゴルフができるなんて、
ちょっぴり羨ましいなぁとも思ったりします。
成人してからも素直に父と分かち合いをして、
ゴルフに行けば良かったと思ったこともありました。
ただ、それは以前のことです。
過去は変えられない、
未来は変えられる。
大事なことは、これから
どうするかだと思います。
ところで話ガラッと変わりますが、
ゴールデンウィークは、
みなさまいかがお過ごしだったでしょうか?
僕はご夫婦の方との
コースレッスンなどの合間を縫って、
母を祖母の家に連れて行ったり、
大切な人と会ったりと
家族や親戚、
そしてゴルフ関係者ではない大切な方との
時間も意識してとるようになりました。
今までは一人の時間がとても好きでした。
ゴルフの上達には
「強烈な向上心」
「孤独に打ち勝つ力」もたしかに必要なところがあるのですが、
それは時として、焦りや苛立ちも産みます。
孤独感から不幸感を感じることもあるかもしれません。
「でも、群れたり、誰かに頼ったら強くなれない」
と僕は思っていました。
僕は
「人とのつながりも、親子のつながりもあまり大切にしてこなかった」と
思います。
「やったほうが良いと思って、やれていない時期」
とても苦しかったです。
ある意味、バランスを
失ったあまり幸せではない状態だった思います。
そして、心の余裕は、
なかなか意識しないと作り出していけません。
【思っていること】を
いかに
【実の行動】にできるか?
つまり、日々の予定の中に入れるか?
当たり前のことなのですが、
これができるときっと大きく変化します。
例えば、いつか時間が
できたら本を読みたいとか思うこともありませんか?
僕もいつも「思うだけ」でした。
ゴールデンウィーク中に
久しぶりに
理論体系をより深めるために
今までと違う角度からも
たくさんの本を読んでみたりしました。
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なぜ、情報が必要かというと…
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実は、新しいアイディアが閃くといいますが
心理学的な見地から考えると
人間は
「まったくゼロの状態」から何かを生み出すことは
とても難しいのです。
また、情報を理解するためには、
体験や、その人の精神状態が大きく影響します。
頭でっかちになる傾向が強い人は
ゴルフ以外の場でこそ「思ったことを必ずやる」ことを
ぜひ、小さな習慣としてください。
脳の処理速度、あるいはキャパシティは
「実行の早さと量」によってかなり鍛えられます。
ただ、その前に、
とにかく「小さなことをやる」
「迷っていることはやる」方が
絶対に成長速度が速いです。
一般的には失敗と言われるような体験や
混乱期、屈辱や恥ずかしさを
感じる体験が時々必要だったりします。
それでもなお、情報をいれることをやめないでください。
例えば、僕のオンライン講座では
情報がふんだんにあるので、
それが、頭の中にフィルターを形成します。
つまり、情報が入ることによって、
今までとは違う選択が自然と行われる
(あるいは、これまでやってきたことが急に苦痛に感じる)
という体験をしたりします。
行動の選択が変わるとどうなるか?
簡単です。
いずれ自然と結果も変化します。
今のゴルフの状態に満足ならば、
新しい情報を入れる必要はないと思います。
しかし、「情報を入れた後に行動変容する」ことは
自分に新しい見通しをもたらします。
迷ったら、やってみたらいいんです。
迷っているうちに時間はただ過ぎていくので。
やりたいを「やる」に
いつかを「今から」に
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情報を入れてから
習慣形成のための仕組みを作る
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気合いではなく、
行動科学からみても合理的に
かつ
適切に自分を自分でコントロールしていくことが
大切です。
僕のテーマを一つシェアすると、
スイングでも
「頑張らないように頑張る」が一時期テーマでした。
日常の中にゴルフを考えることを
以下に自動化、
システム化できるかをぜひ考えて欲しいのです。
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完璧さを手放す??
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人によりますが、1週目の時点で
20%〜60%くらいしか内容が理解できないかもしれません。
もう一つのゴルフクラブを持っていない人が
基礎から丁寧にマスターするために取り組んでいただいている
(今日のご紹介した写真のご家族のように)
最初から完璧に理解できるものではありません。
だから、メルマガを一定リズムでペースメーカーにしたり
「現場」と「知識」を入れること
「結果に対して、感情を抜いて、再検討する」
これを繰り返してみて欲しいのです。
以前と違う自分になります。
ここで、
「最初から全ては理解できません」というと…
なんて、不親切な!、
理解させるのが「コーチの仕事だろ!」
と嫌な気持ちを感じる方もかもしれませんが、
これは、スポーツの特性上、
ある意味仕方ない部分があると思うんです。
(そして、ゴルフは情報を元に習得するものですよ。
究極の自己責任のスポーツなので)
「例えば自転車に乗れるようになる時」を
考えていただければわかるように、
最初は「意味がわからなくてもやる!」
この段階が必要です。
(守破離の守の段階というものです)
時々、こけたり、
痛い目にあうこともあるでしょう。
でも、それでもあきらめずに、
続けていたらどうなるでしょうか?
歩いてはいけなかった、
「もっと遠いところへ行けるようになる」かもしれませんし、
人によっては
ロードバイクのレースに出たい!
と思う人もいるかもしれません。
ペースが早い人も遅い人も
目標がすごく高い人も、そこそこ高い人も
いろんな人がいて良いと思います。
そして、あくまでも
一つの例ですけど、
コンペの前しか練習していなかった人が、
【自発的に練習場に行くようになったら】
大きな成長だと思います。
どちらも「昔の自分より成長している」と
考えたら良いのです。
あるいは、
シングルになんとなくなりたい(なれたらいいなレベル)
と思っていた人が、
本気の熱量や【基準】に触れた時に、
これまでの「自分なりのゴルフにかける思い」や
「行動の質と量」を
見て自己評価が起きると、
日常のスケジュールが自然と変わると思います。
(あるいは、目標を変えることも場合によっては良いでしょう。
ただ、一度決めたことをまず、失敗はない!と思って
やってみることは、後からとても自信になりますよ)
まず、僕が伝えたいことは何かというと、
今、オンライン講座の会員様や
レッスンを受講してくださっている方も
これから、受講を検討しようとくださっている方も
「全然、自分はゴルフのこと理解できないのではないか?」
とか
「あるいは物覚えが悪いからダメなんだ」
とかそんなことを
考える必要は全くないと言うことです。
そういう恐れや不安を手放して、
今日、ご紹介させていただいた小学生の彼のように
ぜひ、のびのびスイングしてみてください。
繰り返しますけど、彼は最初おじいちゃんが、
なかなか一緒に練習場に行ってくれなくて残念だったのが、
今では、彼自身が自発的に取り組んでくれているわけです。
おじいちゃんの立場としては、
これほど嬉しいことはないと思います。
僕は家族の幸せに貢献できることは
本当に嬉しく思います。
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さぁ、順調に見える…
ここで、焦ってはいけない
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そして、のびのびスイングできるようになったら、
そこで、「少しだけ自分に基準を課してみてください」
ぜひ、
達成のための細かい基準にこだわって練習してみてください。
(具体的に何を、どのように、どれくらいやれば良いのか?
ショット力養成オンライン講座のジグソーパズル理論で
レベル別にお話ししている、厳格な基準を参考にしてください。
人によっては、普段動画では話していないことなので、
少し引くかもしれません)
そうそう、【基準】にチャレンジするという意味では、
ちょっと、欲しいものができて、
習慣形成の第一歩である21日間継続できたら、
自分への承認として、買おうと思っています^ ^
それでは今回のまとめです。
順番に書きますね。
(1)「できる」という前提でスタートすること
(2)楽しむこと、自発的であること
(3)楽しめたら、自分で決めた基準
あるいは、
求められている基準をクリアするために取り組むこと
(4)飽きたら休むこと、けれどもやめないこと、
(5)あきらめないこと
当たり前のこと、
小さなことやれたら、
自分のことが好きになって、
自信が持てます。
自信が持てると、
自然ともっとチャレンジしたくなります。
自分に期待したくなるからです。
そのために最初から、
100%全て完璧を求めすぎず、
気楽にいきましょうね。
これは、生まれ持った性格の問題ではなくて、
「行動課題(目標)として捉えてください」
「できるだけ気合いをいれないように、
頑張らないように最後まで頑張る」
とか意味不明な日本語になるかもしれません。
意味がわからない時期を越えると
いつの間にか
肩の力が抜けて、きっとよくなりますよ^ ^