(nit.6)緊張感のあるティーショットに成功した後は
流れをつかむコースレッスンをお話していくなかで、
多くの方がいかに自分は「スイングに支配されていたか?」
ということに気づかれているようです。
ショット力養成講座というタイトルなのに
「スイングを卒業する」ということは
けっして矛盾していません。
ようするに流れをつかむ良いショットを打つためには、
「大叩きするようなミスを事前に回避する」
思考や工夫をマスターしていくことが大切なのです。
そして、それらのことを流れにそって伝えるのは
今まではとても難しかったのです。
でも、現代は動画があります。
(これは5年前にはまだできませんでした。スマホの普及、
アップロードの手軽さには本当に感謝です )
短時間に絞ってありますので、
「自分がやっていない行動」があれば
ぜひ真似をしてみてください。
いつかショットが安定したらそのうち…
ではなく、
「上達した自分」になるということを、
常に意識的に先取りしてください。
きっとできるようになります。
今回の動画のポイント
・難しいティーショットを打った後は、
気が抜けてしまいやすいです。
むしろここで「ギリギリの番手をもって」
少しダフって、手前のバンカーに入れていては、
ゲームの流れをつかむことができません。
ゴルフは「感情に支配されやすい」ゲームです。
ゴルフを始めた頃は、
「クラブにボールがあたることに喜びを感じ」
「ボールが遠くへ飛ぶことに喜びを感じ」ると思います。
それは、それで
もちろんOKです。
ただ、良いスコアを出したいなら、
意地が悪い言い方をあえてしますけど(笑)
「途中でうまくいったショットに
いちいち達成感を持ってはいけないのです」
ノージャッジメントゴルフというと
多くの方は、
「悪いことを切り替える」と思いがちですが、
それよりも難しいことは、
実は「達成感を捨てる」ということだと思います。
僕はゴルフを始めた頃から、
どうしたらゴルフが早くうまくなるかを研究していたので、
「(真剣に練習していないように見える人に合わせて)みんなで仲良く」
あるいは
「人の時間や意見に合わせて」
ゴルフをするのがすごくすごく苦手でした。
あるとき手に取った一冊の本、
中部さんというトップアマだった方が書かれた一節に
「多くの人はゴルフを多目的に楽しみすぎる」
という言葉がありました。
それに深く感銘をうけました。
飛距離を伸ばせと、ドラコンをし、
ピンに近づけようと、ニアピンをし、
そのうえ、握りで勝ちたい!
「欲」にまみれていますから(笑)
ゴルフを深く楽しみたいからこそ
「あえて楽しまないラウンドを続ける」
そのために、一人で土砂降りの中でラウンドしたり、
台風の中、コースに出てみたり、
大晦日の夜も、夜中の練習場でボール打ったり、
ランタン買って、練習グリーンでボールを転がしてきたわけです(笑)
そうして、「ここまでやる奴はいないやろ〜」ということが
ほんの少しの自信につながります。
(余談ですが、パッティングストローク自宅で20000回チャレンジを
してくださっている会員様がが何名かいらっしゃいます。
素晴らしい自信が半年後に手に入ることでしょう!)
そんな「修行」モードを経て、
今は、もっと楽に楽しく
プレーできるのだ!ということを感じています。
ノージャッジメントの先には
「うまくいったことだけを喜び、ミスしても流す」
「人の期待に応えないで、自分のゴルフのただテストをする」
という境地にたどり着けるのですが・・・
その前に「ひとつ前の段階」があると思うのです。
それが、
「うまくいったショットを(あえて)喜ばない」というものです。
そのような
ラウンドを5〜10ラウンドほど続けてみても良いかもしれません※
(※でも、そういう目的でコンペを
プレーする人はいないので、
必然的に「浮く」わけです)
別にコンペが悪いわけじゃなくて、
10代とか、20代前半の頃は
「コンペのゴルフ」と「上達するゴルフ」を
切りわけて考えるほど器用ではなかったということです。
むしろ、今は会員の皆様が
コンペでもゴルフを楽しんでいただいているという報告を
いただくととても嬉しいです^ ^
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〜ノージャッジメントゴルフを深く理解する〜
「うまくいったショットを(あえて)喜ばない」という
ゴルフの利点
(※5〜10ラウンドくらいでOKです )
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第1に
「観察力」が大きく上がると思います。
(自分のことを客観視、
他人事のように観察する能力が
「あがらなくなる」ひとつのコツです )
と同時に多くの人が、
実はゴルフのスコアそのものではなくて、
ショットの質に「いかに一喜一憂しているか?」
それを感じると思います。
(実践されて、感じたことがある方は、またレポートをください^ ^)
「打感」とスコアはそれほど関係ないとわかると思います。
第2に、考えるべきことが整理されるので、
「ショットの前の確認事項の手順が一定になります」
動画の中で説明している通り、
ピンポジションの把握、レイアウトの確認、距離のジャッジは
ボールの地点に到達する前に
「すべて完了」しておくことが理想です。
(特に、ボールの「後ろからアドレスの地点に向かわない」
それは距離感把握のために重要です)
ここは「意識的な訓練が必要です」
ですから今回の動画はきちんと復習しておいてください。
第3に、
「熱くなりすぎないので、自分ができることだけでプレーできるようになる」
はずです。
これが、良いショットを生むための
適切なリズムやバランスになります。
全部ピンを狙うのではなくて、傾斜を考えて、
ショットやアプローチを打てるようになるでしょう。
淡々とプレーすることは、
最初は味気なくなるように感じるかもしれませんが、
(人によっては「虚しさ」を感じるかもしれませんので、
だからこそ数ラウンドだけテストしていただければOKです! )
いつも序盤で大叩きする方は、
一度この流れをつかむイメージコースレッスンの
nit.1〜6までをもう一度復習しておいてください。
これが(状況判断をすっ飛ばさずに、毎回短時間で)
できるようになったら、
うまくいったショットは「大いに」喜んでください(^ ^)
➡️ 序盤の流れをつかむメンタルスキル(nit.7)
今こそ可能性の扉を一緒に開きませんか?
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